こんにちは。
皆さんは事務所や店舗などの定期清掃の時など
ワックスを塗っているのを見たことがあると思います。
ワックスを塗った直後は光沢があり綺麗に見えます。
しかしその床が
本当に綺麗なのかはわかりません。
もしかして、黒ずんだイカの様な感じになっていませんか?
もしもそうなら、
ワックスの剥離作業をしていないのかもしれません。
ワックス剥離作業とはその名の通り、床面に塗られたワックスを除去する作業です。
定期的にワックスを塗るのなら、定期的にワックスを全てなくさなければいけません。
ハクリ作業をしないと、だんだんワックスが厚くなり黒ずんだイカの様な感じになってしまいます。
画像で一般的なハクリ作業の大まかな流れを紹介するので少し長くなります。
※最近では剥離剤を使用しない方法なども出てきています。
① 作業前・床は黒ずんで光っています |
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② 剥離剤を塗布し、ワックスに浸透するのを待ちます。 |
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③ 剥離専用パッドで擦ります。※低速回転が効果的です |
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④奥が剥離済み・手前が剥離前です※作業中です |
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⑤入口や隅などは特にワックスが厚くなり易いです |
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⑥隅や入り組んだ場所は手作業です。 |
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⑦剥離後、本来の床に戻りました。 |
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⑧ 雰囲気も明るくなります |
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⑨ おまけ 左・剥離後 右・剥離前 |
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光っていて綺麗に見えても実は汚れた状態に慣れてしまっていたという事です。
実際この様な状態になっている床は意外と多いです。
その原因の一つに、
オーナー様等に
ワックスを塗ったら必ず剥離をしなければならなくなるという事をしっかり説明していないからだと考えられます。
剥離作業は通常の洗浄作業に比べコストや手間がかかるので、剥離の事を説明したら受注できなくなるかもしれないという事や、
受注金額を安価にし過ぎたために剥離作業の存在さえ教えていないという可能性もあります。
特に官公庁などの入札物件では清掃の仕様に剥離作業が明記されているにもかかわらず、本当に剥離作業をしているのか疑わしい物件と遭遇することもあります。
まぁだいたいはみればわかりますが
話を戻しますが、剥離作業をすることにより
床は本来の美しさを取り戻します。
もしも、定期清掃に入ってもらっているけれど、綺麗になっているのかわからない等感じているのならば、
塗り重ねられたワックスが原因かもしれません。
一度、その清掃業者さんに剥離作業についてたずねてみてはいかがでしょうか?
私は、剥離後にいかに美観を維持していくかが大切だと考えています。
その清掃業者さんが誠実な方ならば剥離後の清掃メンテナンス方法等、丁寧に説明してくれるでしょう
もしも、清掃業者さんより納得のいく説明がなされないようでしたら、
お気軽に弊社にお問い合わせください
お問合せ:
http://all-care.jp/contact/
おまけ2 階段室(剥離前)上と通路(剥離後)下